光太郎:まずは自己紹介をお願いします。
祈依:新潟上越出身のシンガーソングライターの祈依(いよ)です。
光太郎:祈依さんはいつ頃からライブ活動というか、音楽活動してるの?
祈依:音楽活動は、高校生の時に軽音部入ってコピーバンドをしていて、高校卒業と同時に上京して、上京した秋くらいから活動し始めました。
光太郎:the LESSONとかはきっかけだったの?
祈依:上京した夏くらいにSONYのthe LESSONを受けてから、本格的にライブハウスとかで自分の曲作ってライブやるようになりました。
光太郎:そうなんだ。去年とか100本くらいライブしてたね(笑)
祈依:100本しました。気づいたら100本でした(笑)
光太郎:今年は3回もMEETSでレコ発企画をやってきたけど、最新の3rd EPは何てタイトルでしたっけ?
祈依:"MAJI MAJI"というタイトルのCDを出しました。
光太郎:"MAJI MAJI"はどういう意味でつけたの?
祈依:"MAJI MAJI"の意味は、"まじまじ"ってひらがなで検索すると、"視線を逸らさず真っ向から見つめる様"って説明がでてくるんですけど、音楽活動とか普通に生活をしている中で、苦手なものとか、ちょっと避けがちなこととか、人とか物でも、あえてジッと見たり向き合ったりすることで、見方がどんどん変わっていくような気がしいて、その意味を今回タイトルにしたいなというのが一つの意味です。もう一つあって、CDに入ってる"ステージ"って曲にもあるように、もっと、まじまじと、視線を逸らさず、思わず見ちゃうような音楽をやりたいし、そういうステージをできるアーティストになりたいなっていう願いも込めて、見てほしいっていう意味で"MAJI MAJI"ってタイトルにしました。
光太郎:CDのジャケ写も自分でデザインしてるんだっけ?
祈依:1st EPから3rd EPまで、全部自分でやってます。
光太郎:徐々に独特さが出てきてて良いよね(笑)3rd EPでジャケ写の雰囲気がだいぶ変わったと思うんだけど、どういう意図であのデザインになったの?
祈依:1st EPと2nd EPと写真を使ったデザインで、写真は現実のものだから、もっと空想のものというか、頭の中で想像したものを形にしてみたいなと思って、イラストレーターを使って、"MAJI MAJI"ってタイトルに合うようにマーブル模様にしました。マーブル模様を見てると色んなものがだんだん浮き出て見えてきたり、人によって見えるものが違ったり、じっとそれを見ていると色んなことを考えさせられるなと思って、今回のジャケ写に使いたいなと思いました。あと、どんなことでも、ありがちにはなりたくないなという思いがあって、ちょっと独特だって意見もあったんですけど、それで良いかなというか、それがいいかなと思って、自分らしかなと思って、あれにしました。
光太郎:このメッセージというか意味を知ってから"MAJI MAJI"の曲を聞いたりジャケ写見たりすると、また違った見え方になるかもしれないね。
祈依:確かに。ジャケ写を見ながら入ってる曲を順番に聴いていっても、曲ごとにジャケ写の見え方が変わるかもしれないですね。
光太郎:あとでマジマジ見ながら聴いてみようかな。今回のCDも色んな人の手にとってもらえたいいね。CDってどこで買えるんだっけ?
祈依:今はライブの時の物販のみですね。でも、買える場所増やせたらなと思ってます。
光太郎:レコ発3回企画やって、それぞれ出演者がいたと思うんだけど、毎回横の繋がりだけじゃなくて結構攻めた内容になってて、それを3回やってみてどうだった?
祈依:今思えば、1回目やる前は絶対に想像できなかった対バンになったと思います。
光太郎:祈依ちゃんのCD売るのがメインの企画ではあったけど、毎回新鮮で面白くて、レコ発ってことを忘れてしまいそうになるくらいに良い対バン企画だったなと思った。
祈依:そう言ってもらえるのは凄く嬉しいですね。
光太郎:毎回顔合わせで「殺しにかかってください」って言ってるのが印象的でした(笑)
祈依:毎回好きな人というか、憧れの人を呼んでました。企画って自分が絶対トリをやるじゃないですか、だからこそ普通にやってたら絶対に負けちゃうなと思ったし、だからこそ自分も本気でやるし、出演者の人には仲間でワイワイするようなトリを映えさせるライブじゃなくて、お客さんにも一人一人のステージを楽しんでもらいたかったので、一人一人を切り取っても、レコ発という面を切り取っても、普通に対バンとして純粋に楽しんでもらえるようにしたかったので、毎回顔合わせの時は、もう全力で、あまりレコ発ということはそこまで意識せず、お願いしますということは言っていました。
光太郎:自主企画とレコ発と、ジャケ写も自分で作ったりして、かなり自主制作な感じでやってきたけど、来年はどうしていきたいとか考えてたりするの?
祈依:最初の1年でたくさんライブをして徐々に土台ができたかなという時に、2年目に3回もレコ発をやってきて、ライブハウスで地道にやってきたので、来年はもう少しSNSにも力を入れてやっていきたいなと思ってます。
光太郎:SNSも大事だもんね。来年も新しいことやっていきたいね。
祈依:最初、1年間でこれだけ企画打って、しかもレコ発っていうのは、どうなるんだろうって不安が大きかったんですけど、やってみて、あの時に想像しなかったような出来事がいっぱいあったし、嬉しいことがあったし、考えさせられることもいっぱいあったので、あまり臆せずに来年も、考えすぎずにやりたいと思ったことをやっていけたらなと思います。
光太郎:最後に、これを読んでる人達にメッセージでもあれば。
祈依:またどんどん新しいことをしていきたいし、カタチもどんどん変わっていったり、歌う内容も思うこともどんどん変わっていくとは思いますが、引き続き楽しんで貰えるように、楽しんで貰らおうって気持ちは変わらずに、やっていこうと思うので、また来年も楽しみにしていてください!
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●祈依(いよ)
新潟上越出身しンガーソングライター。
アコースティックギター弾き語りで都内を中心に活動中。
アコースティックセッショングループ「ぷらそにか」にも所属。
【SNS】
https://twitter.com/14_iyo_●インタビュー:岡本光太郎(大塚MEETSブッキング)
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【LIVE VIDEO】
https://www.youtube.com/watch?v=v7lR0MWjvBc
【RELEASE INFO】
●1st EP "思春家""
1. これさえあれば
2. 眠れないのは
3. 裸のエイリアン
4. 惹かれ髪(Live ver.)
¥1,000(税込み)
●2nd EP "コンクリートと小舟
1. 愛の裁量
2. 短編映画
3. コンクリートと小舟
4. ワンルームにて、
¥1,000(税込み)
●3rd EP "MAJI MAJI"
1. 本当のところ
2. ステージ
3. Journey
4. 深夜是好日(one room ver.)
¥1,000(税込み)
各会場にて販売中